約10年前からブームとなり書店に行けば数多く並んでいます。
しかし、日本の家相とどう違うかということを知っている方は少ないと思います。その背景にはブームで日本の気学家相鑑定をしていた方が風水 師と名乗ったり、看方を取り入れたりすることで区別がつかなくなってしまったからです。
ここで日本の家相との違いを説明したいと思います。
日本の家相ルーツは7世紀頃中国から日本に伝わりその後、気学の発達により九星を取り入れ定着してきました。
中国で風水とは陰宅と陽宅にわかれ、陰宅は良い龍穴(鍼灸で例えるとツボに相当します)に埋葬すれば良い子孫が生まれるという思想の基に発達していきました。明の初代皇帝朱元璋の祖父が鑑定師に良い龍穴を探し出して朱元璋が誕生したといわれています。
香港では通常、陰宅のことを指します。そして住宅を看ることを陽宅といい、近年アジアだけでなく欧米などもブームとなり英語でのサイトも数多くあります。
日本の家相の大きな特徴として鬼門と裏鬼門を忌み嫌います。
日本の家相はどうして鬼門、裏鬼門は忌み嫌われるのでしょうか?
いろんな説がありますが、一つは東北の方位は干支でいうと丑と寅になり丑は角が生えた動物=鬼、と寅が合わさり怖い生き物とされる為、もう一つは徳川時代に徳川家康の側近が江戸城の東北に神社仏閣以外の建物を建ててはいけない、そして水戸藩(江戸城から見て東北)から後継者を出すなと(東北には変化、停止という象意があるから)進言したからです。裏鬼門は南西の方角ですがこの方位は日当たりが悪く食物が腐りやすいから嫌われています。 裏鬼門は西日による温度上昇、夏に吹く南西の湿った季節風が吹くといった特徴があります。
中国では鬼門、裏鬼門に関係なく流派の看方に基づいて吉凶を判断します。
中国では周囲の環境をとても重視しますが、日本の家相は周囲の状況をあまり重視しません。
日本の家相では本命星(九星)や十二支で部屋の相性を看たりしますが、中国では本命卦を出して看ます。本命星と本命卦の違いは同じ年に生まれても本命卦では違う卦になることです。
建物の完成年数や玄関の向き本命卦等により判断しますが、日本の家相は九星や十二支や部屋がどの方位にあるかで吉凶を判断します。
この様にそれぞれ看方は変わりますが、住まいに上手に活用してより健康になっていただきたいと思います。